遡ること2ヶ月前、とある映画のPR担当者から試写会のお誘いをいただきました。
試食会ではなく試写会なのでなんで招待されるのかはじめは意味がわかりませんでしたが内容を聞いて納得しました。
10月17日(土)に公開される映画「ステーキ・レボリューション」の試写会でした。
公式サイトから一部引用すると、
世界で一番美味しいステーキを探すために、全世界20カ国、200を超えるステーキハウスをめぐって旅したステーキ・ドキュメンタリー映画『ステーキ・レボリューション』は、美食の街サン・セバスチャンで行われた第62回サン・セバスチャン国際映画祭(2014)キュリナリー部門(食・ガストロノミーをテーマとした作品)に正式出品され、世界中の美食家の話題をさらった、まさに究極の肉メンタリー!まるで映画と一緒に世界旅行しているかのような気分を味わうことができる、ステーキをおいしく食べるための食前ムービーです!
【世界中の牛を巡り、「世界一おいしいステーキ」ベスト10を決める、映画至上もっとも腹の減るドキュメンタリー】
…なんだ、最高の映画じゃないか。これは絶対行かねばなるまい。
お盆前の時期でなにかと仕事が忙しいかと思っていましたが、よく考えたら無職なので全く予定はありませんでした。先方へ返事をして試写会の上映日時を教えてもらい観に行ってきました。
まず映画を観て感じたこと。それは、
「ご飯が欲しい」
です。
白米片手に映画を観たくなったのはこれが初めてかもしれません。
そして同時に、これはただの飯テロ映画じゃない。肉、そして素材について考えさせられる素晴らしい映画ではないか、とも感じました。
お店のランキングも発表されてるけど、もう順位は関係ない。どこも美味いことは間違いないだろうし最高だ。
個人的に興味深かったのは以下の4点。
・アンデス牛の歴史
・和牛が海外で展開されるようになった裏話
・牧草派の主張と穀物飼料派の主張(dis有)。
・和牛は本当にビールを飲ませているのか。
このあたりは知らなかったことや今まで聞いていた情報と異なる点があったので純粋に勉強になりました。和牛についても批判される部分はあれどかなり時間を割いて取り上げられていたり絶賛されているシーンがあるのは嬉しかったです。
あと本編とは関係ないですが、2つの空耳アワーを確認できたので吹き替え版(があるのかはわからないけど)よりは字幕で観ることをお勧めしたいです。
そして最後に、映画館に一つ言いたいのは
「この映画に必要なのはポップコーンではない、白米だ」
ということ。
ぜひ会場で肉の焼ける匂いを演出して、さらに白ご飯を配ってほしい。映画を観ながら香りで白米を食べる、そんなことができたら最高だと思いました。
〜次回予告(倒置法)
この映画を観た3日後にホテルニューオータニ大阪で開催された極上肉のビュッフに行ってきた。