もしも、将来デブが資格制度になったら
服部幸應先生をご存知だろうか。
学校法人服部学園の理事長であり、服部栄養専門学校の校長でもあるあの服部先生だ。
彼は料理学校の経営に留まらず、料理の評論家や食育などの講師なども務め、多くの人から支持されている。
実はこの服部先生、一部では有名みたいだが、「調理師、専門調理師・調理技能士、ふぐ調理師、製菓衛生師、栄養士免許」
など、「料理に関するあらゆる資格」を所持していない。
ーそれは何故か。
上記で挙げた調理に関する資格は、全て服部先生が問題を作成、または監修を行っているため、資格を持つことが出来ない(持つ必要がない)のだ。
…これ、めちゃくちゃかっこよくないですか?
その世界の第一人者になれば、法律で定められた資格をも凌駕する存在になれるというわけですよ。
僕も服部先生に負けないよう、これから10年20年と「デブ」を追求していけば、もし将来デブが資格制度になったとき、「唯一その資格を持っていないデブ」になれるんじゃないか。
そう夢を抱きながら今日も満腹の向こう側を探してます。