カキフライが好きな人は北新地の「酒菜 竹井」のランチに行くべき。12時までに。
摩擦メキシカンです。突然ですがカキフライって罪な奴ですよね。ビール泥棒でもありご飯泥棒でもある。とてもけしからん不届きものだと思います。そんな不届きものと名高いカキフライですが、大阪にいるならここだけは食っとけというお店が北新地にあります。
酒菜 竹井 だ。
堂島アバンザの裏、より正確に言えばANAクラウンプラザホテルの裏あたりの細い路地を入っていくとお店があります。
ここのグッとくる路地裏の奥にお店があります。
お店は1階がカウンター、2階は20人席くらいあります。ランチは基本相席で入店すると奥から詰めるよう誘導してもらえます。12時過ぎると行列ができていたり、カキフライ自体が売り切れてしまうこともあるので可能であれば12時前、理想は開店直後の11時半にお店に到着しているのが好ましいです。
唐揚げにトンカツ、いわしフライなどなど揚げ物を始め焼魚もありますが、この時期になると9割のお客さんはカキフライ定食を頼んでいます。10割と言ってもいいかもしれません。
だいたい10分弱で到着します。
小学生の握り拳ほどはあろうカキフライがわんさか出てきます。
これは前々回訪問時。ご飯大盛りにするとこのくらいご飯が盛られています。
カキフライの下にタルタルソースが埋まっています。ソース派の人は卓上にあるソースをかけます。
まずはタルタルソースでいただきます。
一口食べた瞬間、めちゃくちゃ磯の香りがします。生牡蠣が苦手な人は受け付けないレベルかもしれません。おそらくもっと塩水でもみ洗いをしたら磯の香りは抑えられると思いますが、敢えてしていないのだと思います。
そもそも一個の時点で十分カキフライにできるサイズの牡蠣がニコイチで作られているので食べ応え満点です。
カキフライが苦手な人は全く受け付けないと思いますし、磯の香りやカキフライが好きな人にはたまらない定食。欲を言えばもう少しタルタルソースが多めに欲しいのと、ご飯の出来不出来にばらつきがあることあたりが改善されたら完璧だと思います。でも800円でこれが食えるのはどう考えても破格です。
あとこれは余談ですが自宅で万人受けするボリューム満点ニコイチのカキフライを作りたい場合は
・溶きほぐした卵に薄力粉を加えること(衣が剥がれにくい!)
・ニコイチの場合は揚げる前に冷凍庫で半冷凍にしておくこと(身が分裂しにくい!)
・タルタルソースに刻んだタクアンを混ぜる(食感が素敵!)
あたりを実践するとワンランク上のカキフライが作れますよ!
〜次回予告
カキフライを紹介したのだからこの牡蠣鍋も紹介せざるを得ないよね。