新宿にあるもりそば290円の 嵯峨谷 (さがたに)は朝定食がかなり使えるので紹介したい。
新宿歌舞伎町、それは日本を代表する欲望渦巻く街。カジュアルにぼったくろうとする客引き、それも夜のお店だけでなく普通の居酒屋までもが積極的にぼったくりを行っている恐ろしい街だ。(※一部のお店です)
そんな歌舞伎町でぼったくる気がゼロの、ましてや儲ける気はあるのかと心配になるほどリーズナブルな値段で営業している蕎麦屋さんがあるので紹介したい。
嵯峨谷(さがたに)だ。
少し調べてみたらここは本格十割蕎麦を290円から食べることができる、渋谷や水道橋、神保町や浜松町など数店舗を展開している激安店とのこと。
たまたまこの日ゴールデン街で朝まで飲み、今年いっぱいで閉館予定のグリーンプラザに仮眠しに行こうとふらふら歩いている途中で偶然見かけました。(ゴールデン街のお店も相当面白かったので後日記事にしたいです。)
外観。絶品もりそば290円が目立っています。そしてところどころに見える「わかめ無料」の文字。これは信用できる。
店内はお客さんが結構いたので撮影しませんでした。朝の7時過ぎオープン直後ですが半分ほど席が埋まっています。立ち食いかと思ったら椅子があり座って食べるスタイル。立ちそばでもないのにこの価格とはと改めてビックリします。
べろべろに酔っ払っていたので一枚目の画像の切り抜きですが、
ざっとみた限り、朝そばセット(390円)のあじ御飯を頼んでいる人が多そうなイメージでした。
朝そばセットは「もりそばor温たぬき+あじ御飯or納豆飯or卵飯」から選ぶセット。ゴールデン街で散財した後の390円はとても財布に優しく安心感があります。
少し見えにくいけどメニューはこんな感じです。朝セットは右下にある3つ。ってか通常メニューも概ね500円以内。左下に見える生ビールに至ってはプレミアムモルツが150円。これで商売になるのかと心配になるほどの安さです。ちなみにとなりのお客さんが生ビールを飲んでいたのですが、普通にジョッキだったのでビックリしました。ビール好きは注文必須です。
朝定食で一番人気っぽいのであじ御飯にしようか悩みましたが、酔っ払いながらも少し気になることがあり、玉飯セット(卵かけ御飯)にします。食券を渡して数分ほどで出てきました。
見た目はこんな感じ。量は若干少なく感じますが、390円でしかも10割そばが食べられるとかもう十分過ぎると思います。
まずはもりそばをいただきます。結構かためで弾力のある麺。さぬきうどんが好きな僕はかなり好きな麺でした。風味も本格的でこんな価格で大丈夫か?と真剣に思うほど。あっという間にそばを食べ終わり、卵かけご飯に移行します。なぜあじ御飯ではなく卵かけご飯が気になったかというと、
残ったつけ汁をこの卵かけ御飯にかけたらおいしいのでは?
と思ったからです。
わかりにくいですがさっそくつけ汁をかけてみました。少し混ぜて食べてみます。
ごく控えめに言って最高だ。
これが想像以上に美味い。酒を浴びるほど飲んで疲れ切った五臓六腑に染み渡ります。つけ汁の甘さと溶け込ませていたワサビの辛味が卵かけご飯にマッチします。少しビビって醤油も足してしまったのですが、全く不要でした。つけ汁だけでたぶん相当美味いです。
朝まで飲み明かしちゃった時の〆や仕事前のエネルギー補給にかなり使えるとおもいますのでこの朝そばセットの卵飯、東京在住者は一度お試しあれ。
〜次回予告
もう今年いっぱいで閉館しちゃうしグリーンプラザのサウナ半額券をゲットできる方法を教えたい。
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