世界で最も小さく、最も美しい山(ローストビーフ丼)は神戸のレッドロックにあった。
神戸と言えば個人的には丼物の激戦区だと思ってる。
三ノ宮界隈を歩けば美味しいカツ丼や、酒の〆に最高のカルビ丼などオススメの店がかなり多い。カツ丼もカルビ丼も近々紹介したいと思うが、今日はまずこのお店を紹介したい。
そう、レッドロックだ。
ローストビーフ丼やステーキ丼が有名なこの店、三ノ宮へ訪れたら是非一度足を運んでほしい。
店までの道のりは単純だ。
目の前マクドナルド、その左奥にソフトバンクショップがあるのでソフトバンク方面に歩き細道を100メートルほど進むと
これは店の前で皆が思うあるあるですが、「お!行列は無しか!」と思いきや、
店頭にはほぼ確実にこの看板が出ている。
人通りが多く、隣も飲食店が立ち並ぶため、行列が邪魔になるのだろう。商店街を抜け切ったところに並んでくださいとのこと。
結構アバウトな地図なので不安に思う人もいると思うが現地にはレッドロックのスタッフがいるので安心だ。
案の定めちゃくちゃ並んでた。ちなみにレッドロックはこの本店以外に徒歩10分くらいかかるが東西にそれぞれ1店舗ずつ支店があるのでそちらは比較的行列が少ない(らしい)です。
並んでいる間に注文を見れるよう看板がある。ワンポンドステーキに少し惹かれるがローストビーフ丼(大)と生ビールにした。行列で並んでいる間にスタッフが注文を受け付けてくれる。
この日は15分ほど並んだだろうか。以外と回転は早い。
店内に入るとまずビールが運ばれてくる。
ローストされたビーフ。このままかぶりついきたい。
隣には新鮮そうな卵。
次々と盛られていくローストビーフを目の当たりにできる最高の席に座れたかもしれない。
席に座って10分ほどだろうか。ビールを2/3飲み干したところでローストビーフ丼(大)が来た。
これで何と1,074円。最近若干値上がりしてこの価格になったらしいが、それにしてもお得すぎる。
横から見たらこんな感じ。ごく控えめに言って山盛りだ。これを見たとき思わず
世界で最も小さく、世界で最も美しい山かもしれない。
そう感じてしまった。
さっそく実食してみた。
嗚呼、美味い。肉の質がいいのはもちろん、タレが抜群に美味い。醤油ベースの特性煮込みダレがかけられた肉の上にマヨネーズベースのタレが鎮座する。
醤油とマヨネーズ、まさに
前門の虎、後門の狼
である。
ごく控えめに言って最高だ。
肉を深く掘り進めていくとようやくご飯が出てくる。このご飯も美味しい。卵かけ御飯に合いそうな少し固めの炊き上がり。
ローストビーフを食べ、そこにご飯をかきこむも良し、ご飯をローストビーフに巻いて食べるも良し、ローストビーフでワインやビールを楽しみながら、残ったご飯をタレだけで楽しむのも良し、人によって楽しみ方はもう無限大だ。
因みにサイドメニュー(20円とかそれ位だった筈)のホースラディッシュはオススメだ。
ホースラディッシュとは西洋ワサビで、少しだけピリッとした食感が美味しい。肉とよく合う。日本のワサビのようなツンとした刺激はほとんどないのでワサビが苦手な人でもチャレンジする価値はあると思う。
これ近所にあったら毎週行きたいと思う、比較的最強の店ですので三ノ宮界隈に来た際は是非お立ち寄りしてみてはいかがだろうか。
〜次回予告
レッドロックから数分歩いた所に世界で二番目に小さく、そして二番目に美しい山(チエちゃんのモツ鍋)があったので登頂してみた。