あまりにお腹が減ってたのでデブの聖地「喫茶Y」へ行ってきた。(モーニング編)

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その日、早起きをした僕はとてもお腹が減っていた。温かいものを飲んで落ち着こうと思い、やかんを火にかけたけど紅茶のありかがわからなかったので、前から気になっていたあのお店に行ってきた。

喫茶Y

デブの聖地、喫茶Yだ。

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著名人のサインや写真が並ぶ店内。客は2組。僕は客の様子を観察した。

・1組目
男3名の客だ。全員標準体型ではあるが、独特のオーラが漂っている。既に食べ終えたらしき空の皿を前に、彼らは満足気な顔で談笑していた。

・2組目
男1名。デブだ。かなりのデブだ。目があった瞬間、「よう、同志」とアイコンタクトを交わす。向こうも「よく来たな、まあゆっくりしていけよ」とアイコンタクトを返す。自分の店でもないのに主のような、そんな表情を浮かべていた。

 

一定のレベルを超えたデブに言葉は不要だ。

 

先客のデブから一つ席を空けてカウンターに座る。僕らの間には一つ空席があるが、まるで隣席のような距離感だ。

何を頼もうか悩み、メニューを見渡す。基本的にどれも1000円前後のラインナップだ。カツサンドに惹かれたが無職の身で贅沢は敵だ。一番リーズナブルだったモーニング(600円)を注文した。注文を終え、安心しきっていた僕に、突然店主が声をかけてきた。

 

「兄ちゃん、卵は何個入れる?」

 

…タマゴ ハ ナンコ?

 

「何を言ってるんだ?」と一瞬パニックに陥ったが、こちらに目を向けているのでどうやら僕に言っているらしい。

 

「じゃあ、5個」

 

そう即答をしたところ、「何だ5個でええんかい」という表情の店主。隣のデブも心なしか失望しているような顔だ。幾分か落ち着いた僕は、店主にシステムを確認した。店主曰く、客の希望に合わせ卵の量を決めるらしく「最大10個、普通の人は3個くらい。5個は普通や。」という情報を得た。

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隣のデブは「同志、俺は当然10個だよ」といった顔をしている。「とりあえず、5個」などと意識の低い発言をしてしまった僕は、他の誰から見ても一番センチメンタルだったと思う。同志も失望したのか、僕の注文を聞いてから早々に席を立った。

去り際の彼を見ながら、コレステローラーと命名したことはここだけの秘密だ。

コレステローラーが去り、気がつけばカウンターは一人に。一緒にいるときは窮屈に思えるけど、やっと自由を手にいれた僕はちょっと寂しくなった。

そんな寂しさを胸に抱きつつ10分は待っただろうか。ついに料理がきた。

卵を5個で作ったベーコンエッグ
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スクランブルエッグにベーコンにレタス。見た目は普通だ。ボリュームも大して感じない。卵を5個使ってることを除けば極めてオーソドックスなモーニング。コーヒーがジョッキで出てきた時は一体何事かと思ったが、特に気になる量ではない。

トースト
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スクランブルエッグはそこまで驚きはなかったが、このトーストは笑ってしまった。もはや枚とは呼べない。

ソフトバンクの孫正義さんの家庭では恐らく1万円札を「円」「枚」で数えるのではなく、「キロ」で数えてるように、この店では食パンを「枚」ではなく「斤」で数えたほうが正しいかもしれない。

とりあえず、食い始めようとばかりにパンにかぶりつく。

 

これが想像以上に上手い。

 

山崎パンも裸足で逃げ出すほど美味しい。
パンはサクサクモチモチでほのかに甘みがあり、バターも香り高く、美味い。多少こげてようが関係無く美味い。店主もええもん使ってるんだと主張してた。

続いてスクランブルエッグとベーコンを食べる。ホテルのバイキングで食べるようなベーコンやスクランブルが大好きだったが、これも美味い。業務感がなくしっかり焼きたて具合を感じることができる。

これだけの質と量を安価に出せるのだから何か産地直送など独自ルートがあるのかもしれない。(僕の見立てではこれだけ立地もよく、手頃な値段で営業できているという点から考えると養鶏所から盗んできてるのではと危惧している。)

このパンを食べている途中で熱々の味噌汁をサービス?された。パンと味噌汁。まさに和洋折衷。あまりの熱さに軽く火傷しながら飲み干した。パンも初見のボリュームには随分驚いたが美味しかったので難なく食べることができた。

その後予定していた打ち合わせに遅刻しそうだった僕はもう卵5個しか頼まないなんて言わないよ絶対と店主に伝え、足早に店を後にした。

 

次回予告

この数時後、喫茶Yにランチを食べに行ってきた。
モーニングが美味しかったのでデブの聖地「喫茶Y」へ再訪した。(ランチ編)

 


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朝も昼も行ったので、夜もデブの聖地「喫茶Y」へ行ってみた。(完結編)

久しぶりにデブの聖地「喫茶Y」に行ったら相変わらず凄かった。(カツサンド編)

摩擦メキシカン

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