究極のレア、牛カツを秋葉原で堪能せよ

揚げ時間わずか60秒。
究極のレアで楽しむ牛肉。それが牛カツだ。
秋葉原には肉を楽しむ店が多い。無数にあるケバブ屋やステーキのトゥッカーノ、牛角その他肉を食べるなら店を探すのに事欠かない。
だが。秋葉原に来たら他の肉に浮気せず、この店をぜひ訪ねて欲しい。
場所は秋葉原の中心から末広町に近い。中央通りを2本、御茶ノ水側に入ったパーツショップの並びにある。末広町駅からなら2分だ。
平日でも昼には大行列が道に溢れているのが目印になる、それが牛カツ壱弐参
あまりの大行列にドン引きして並ぶのを諦めた人も多いだろう。
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白いのれんが目印。
60秒が強調されている。この60秒、本当に大袈裟な表現ではない。
メニューを見るだけでも心ときめく、ミディアムレアのカツ…。

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並んでいる最中に空腹を直撃してくるこのメニュー…。
大行列を前に諦めないで欲しい。実はこの店、客の回転速度は物凄く早いのだ。
外までの列の最後尾でも15~20分程度で入れてしまう。
ということで、早速階段を降りる。
休日ともなると開店前から延々と長い行列が出来るが、平日の夕方前は穴場だ。

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店内はカウンター+テーブル席が少々。かなり狭い。この狭さで人気店とあれば、大行列も致し方無い。

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早速カウンターにつき、牛ロースかつ麦飯セット1200円を注文。
店イチオシのとろろセットもあるが、今回はあえて肉だけを楽しむべく、シンプルイズベストだ。
そして待つことしばし。……と思いきや、本当に60秒!!
オーダーからの速度はラーメン屋よりも早い!!

来ました、牛カツ。
香ばしい衣の匂いが胃袋に直撃…た、たまらん…。

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ご覧くださいこのレア。
外側のカリカリの衣と、内側のとろけるようなレアのロース。
岩塩でよし、わさびをのせて醤油でよし、特製の山わさびソースでよし。まさに至福の肉!!

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個人的にはまず3切れは岩塩で肉の味を楽しみながら麦飯を食い、次にわさびタレ、ここで麦飯をおかわりして最後に醤油で〆て、とろろを追加がゴールデンコース。
上質な刺し身を食べているような、それでいて肉の旨味を噛みしめる楽しみ。
思ったより小さいという声もあるが、ゆっくりとレアの肉を噛み締めて味わうとちょうどいいサイズだ。
そしてやっぱり食べ足りないという諸兄。
麦飯とともにもう一皿、追加のカツを入れるべし。

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700円で追加できる幸せが「肉と幸せは金じゃねえんだよ!!」と腹の底から湧き上がる。
限りなく揺るぎなく肉。
レアだからこそ楽しめる肉の旨味を味わい、最後に味噌汁を飲み干したら、近いうちに再び訪れたいと思うはずだ。

わたぬき

投稿者プロフィール

たぬき腹のアラフォーおひとりさまライター。
食道楽とダイエットの狭間でゆらぐ。
座右の銘は「身にまとうならグラム単価の高い脂肪」

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