岐阜県にある「国八食堂」の鉄板焼どうふがヤバい。
豆腐のポテンシャルの高さはご存じのことだろう。
だが、豆腐の進化はまだまだこれからなのかもしれない。そう感じさせる店に出会った。
紹介しよう。国八(くにはち)食堂だ。
この店構えだけで、すでに貫禄がハンパない。
国という漢字に「くにがまえ」がないあたりにセンスを感じさせる。
多くのバイク乗りが訪れるというこの店は、地元では知らない人は居ないほど有名だ。
今回食べたのは看板メニューの「鉄板焼どうふ」。
分かる。
醤油ベースなのは間違いないのだが、ラードに唐辛子だろうか。
甘みと辛味が混ざり、ごく控えめに言っても美味い。
家庭ではなかなか再現出来ない味に仕上がっている。
しかもこの豆腐。鉄板の上にいるはずなのに柔らかいのだ。
しかし味はしっかり染みこんでいる。まさにミラクル。
写真の鉄板焼どうふは2人前だが、白ご飯と漬け物に汁物もついて
1人前で670円と衝撃の安価であることも伝えられずには居られない。
さらに、豆腐だけじゃ物足りない「意識の高いデブ」へのおすすめはこちらだ。
ガーリックがよく効いた秘伝っぽいタレに絡めてあるだけのはずの
このホルモン焼き(350円)がまた絶品なのだ。
これぞシンプルイズベスト
確かな満足を得られつつ、一人800円程度で済むんだから
まさにランチに持ってこいだろう。
温泉や観光で有名な岐阜県高山市だが
他にも魅力はまだまだ隠されているのかもしれない。